ローン会社の審査に通る割合

ローンを利用するには?

ローンを利用するには、まずは金融会社による審査を受ける必要があります。
もちろん、審査に通ることもあれば、落ちてしまうこともあります。

審査に通るためには、返済能力があることを示す必要があります。
審査を通過できなければ、融資を断られてしまいお金の借り入れをできないので、しっかりと準備を行うことが大切です。

例えば、事前にシミュレーションサイトなどで借り入れから返済までのビジョンを作っておいて、確実に返済できる額を計算しておくといったことは重要です。
※借入希望額によって審査レベルも変わってくるので、自分の収入だと「毎月これくらいなら問題なく返済できる」という額を計算しておくことはとても重要です。

審査に通る割合は?

一般的に、審査には事前審査と本審査があります。

ローンの種類にもよりますが、申込み時に行われる事前審査に通る割合は80%程度と言われています。
事前審査は数日程度で終了することが多く、まずはここでふるいにかけられます。

この事前審査に無事に通れば次は本審査になります。
本審査はローンを取り扱っている金融機関によっても通る割合はかなりの差があり、3割程度の場合もあれば、9割以上のローン会社もあるそうです。

例えば、住宅ローンは8割程度の方は通っているらしく、ここで落ちても他の金融機関で通ることもあります。

また、新規顧客を大量に獲得したいと考えている金融会社は、審査基準が甘くなるので審査を通りやすいです。

逆に、新規顧客の獲得にあまり力を入れていない金融会社の場合には、信用度の高い顧客に絞って融資を行うために、審査基準を厳しくする傾向にあります。

さらに、時期によっても審査基準が変わります。
例えば、金融商品を売り出している時には、審査を通りやすくしてしていることもあります。

それと、審査に通る確率は、借り入れ希望額によっても変わってきます。
ローン希望額が大きくなるほど、当然ですがどこの金融機関も審査が厳しくなり、借り入れが難しくなります。

どうしても借り入れが必要な場合には、ローン希望額を小額にして通りやすくるということも検討した方がいいです。

因みに、パートやアルバイト、契約社員といった非正規の方は審査に通りにくくなります。
ただ、非正規の方を対象にしているローン会社であれば審査に通過しやすい傾向にあります。

さらに、勤続年数が短い方や転職を繰り返している場合も審査に影響します。

例えば、金融会社によっても異なりますが、勤続年数は1~3年と基準が設けられていることもあります。
ローンを組んだのにすぐに会社を辞めてしまって返済が滞ってしまうと、金融機関側も困ってしまいますからね。

また、以下のような方は審査に通りにくくなります。

・他社でもお金を借りている
・キャッシングを何度も繰り返している
・税金などを滞納している
・自己破産している

こういった方は信用度が低いので、直ぐに申し込んでも審査に通る確率は低いです。
数年待ってからローンに申し込みを行うことがおすすめです!