都税はクレジットカード納付がお得

最近は、税制の改定により、税金をクレジットカードで納付できるようになった自治体も増えてきました。
毎回現金で支払う必要がなくなるので、クレジットカードを使えるのは便利ですよね。

ただ、環境整備が整っていない自治体もあり、全ての自治体でクレジットカード納付が可能になっている訳ではありません。
詳しくは、自分が住んでいる自治体のホームページなどで確認してみて下さい。

で、今回は都税についてです。
都税に関してはクレジットカード納付が可能になっています。

都税をクレジットカードで納付する一番のメリットは、クレジットカードのポイントが貯まる点です。
現金だと納付して終わりですが、ポイントが貯まるとなるとかなりお得ですよね。

税金となるとそれなりの大きな額になるので、貯まるポイントも大きくなります。
ポイントの使い道は利用されているクレジットカードによって異なりますが、商品との交換やマイルとの交換、交通系のクレジットカードだと定期の購入に利用できる場合もあります。

他にも、レストランやショッピングなどで使用できることもあるので、ポイントが貯まるのは嬉しいですよね。

コンビニでの納付ではクレジットカード不可

クレジットカード

都税の納付にクレジットカードを利用できるようになっていますが、コンビニエンスストアでの納付の場合にはクレジットカードを利用できません。
コンビニエンスストアでは、現金での納付が基本です。

コンビニエンスストアでの支払い時にクレジットカード払いを考えている場合には気を付けましょう。

都税のクレジットカード納付方法は専用サイトから

パソコンを操作する女性

都税をクレジットカードで納付を行う場合には、専用サイトからになります。
サイトの運営はトヨタファイナンス(株)が代理で行って運営しているサイトのようです。

クレジットカード納付が可能になっている税金の種類は以下になります。

自動車税種別割、自動車税
固定資産税・都市計画税(23区内のみ)
固定資産税(償却資産)(23区内のみ)
個人事業税
不動産取得税
その他(法人都民税・法人事業税等)

詳しくは以下のサイトで確認して下さい。
https://zei.metro.tokyo.lg.jp/taxList

ただ、デメリットとして、決済手数料がかかる点が上げられます。
決済手数料の額次第では、クレジットカード納付で溜まるポイントを相殺してしまうこともあるので気を付けましょう。

決済手数料に関しては以下になっています。

納税額決済手数料
1円~10,000円73円(消費税込80円)
10,001円~20,000円146円(消費税込160円)
20,001円~30,000円219円(消費税込240円)
30,001円~40,000円292円(消費税込321円)
40,001円~50,000円365円(消費税込401円)

※以降、税額が10,000円増えるごとに決済手数料73円(消費税別)が加算されます。

利用可能なクレジットカード

クレジットカード

都税の支払いに利用できるクレジットカードは以下になります。

■JCB
■VISA
■MasterCard
■AmericanExpress
■Diners Club
■TS CUBIC CARD

クレジットカード払いのデメリット

クレジットカードで納付する場合のデメリットもあります。

デメリット

■決済手数料がかかる
■領収証書が発行されない
■支払い後の取消・変更ができない
■納付金額は100万円未満
■毎週月曜日 午前1~7時の間のみシステムを利用できない。

決済手数料に関しては、上記でも説明した通りです。

領収証書が必要な場合には、金融機関等の窓口やコンビニからの支払いになります。

また、毎週月曜日の午前1時から午前7時の間はシステムメンテナンスのために利用できません。
これ以外の時間帯であれば、常時利用できるようになっています。

最後のまとめ

まとめ

税制の改定により、都税はクレジットカードでの納付が可能になっています。
クレジットカードでの納付だと、金融機関やコンビニまで行かなくても支払いが行えるので便利です。

また、クレジットカードのポイントが貯まるので、それも嬉しいですね。
ただ、決済手数料も掛かるので、その点は注意しておきましょう。

今回、こちらの記事で紹介したこと以外にも詳しく知りたいという方は、専用サイトをご確認ください。

https://zei.metro.tokyo.lg.jp/?sd=Z28