学生も親に内緒でクレジットカードを作れる？

今や学生もクレジットカードを持てる時代です。

リアル店舗でのお買い物で使用する方も多いと思いますが、ネットショッピングではクレジットカードは必須です。
それに、電子マネーと連携させて支払い方法をクレジットカードにしておくととても便利です。

学生の方だと、電子マネーを利用されている方も多いので、クレジットカードも1枚は持っておいた方がいいですよね。

それでは、学生でも簡単にクレジットカードを持てるの？と言われると、やはり社会人と比べるとハードルは上がります。

とは言え、今の時代は学生専用カードや若者向けのクレジットカードも多く発行されています。
それらを利用すれば、学生でも比較的簡単にクレジットカードを手にすることができます。

ただ、もちろん審査もありますし、無条件で作れるわけではありません。
そこで気になるのが、親の同意がないと作れないの？という点です。

これは、未成年かどうかによります。
まだ未成年の方の場合、親（正確には親権者）の同意が必要です。

その確認の為に、クレジットカード会社から親に電話がいくこともあります。
親の同意書の提出を求められるクレジットカード会社もあります。

同意の得方についてはクレジットカード会社によって異なっているようです。

クレジットカードを作ることを親に内緒にしておく理由もないですが、やはりいちいち親の同意を得るのも面倒ですよね。
もちろん、何かしらの理由で親に内緒で作りたいという方もいらっしゃると思います。

それでは、どうして親の同意が必要なの？というと、
これは民法という法律で未成年者が法律行為をする場合には親権者の同意が必要になっているためです。
というのも、クレジットカードを作るという行為も法律行為に当たるためです。

ただし、未成年といっても、2022年4月1日からは未成年者の定義が変更され、成年の年齢定義が20歳から18歳に引き下げられます。
なので、18歳でも親の同意なしでクレジットカードを作れるようになります。

でも、多くのクレジットカードでは、発行条件が「18歳以上の学生（高校生は除く）」となっています。
18歳以上でも高校生だと不可となっているのが基本なので、注意して下さい。

・未成年者は親の同意が必要
・2022年4月1日からは未成年者の定義が18歳に引き下げられる

未成年者の方で親の同意を得られない場合、デビットカードやプリペイドカードを利用するという方法もあります。

これらのカードであれば親の同意なしでも作れることもあります。
興味あるの方は一度調べてみて下さい。

未成年者でなければ、親の同意なしにクレジットカードを作ることができます。
もちろん、審査があるので無条件に発行されるわけではないです。

通常のクレジットカードだと審査のハードルも上がります。
学生カードや若年層向けのクレジットカードもあるので、学生の方にはそちらの利用をおすすめします。